未経験から始める介護業務の大変さとは?
介護業務は非常にやりがいのある仕事ですが、未経験者が始める際にはいくつかの大変な側面があります。
まず一つが身体的、精神的な負担。
利用者の身体介助や移動支援、また感情的なサポートが求められるため、身体的にも精神的にも負担がかかることがあります。
基本的にはケアプランが作成されていますので、その通り進めていくのですが、ときには利用者の気分が乗っていなかったり、ちょっと反抗的な態度をされてしまうこともあります。
そういった時に無理にリハビリを強要したり、食事を強要すると気分を損ねてしまうこともあります。
ケアプラン通りに進めていきたい気持ちを持ちつつ、利用者の現在の状況を把握して臨機応変な変更なども考慮することが求められます。
そして利用者やその家族との接し方に慣れるまでには時間がかかります。
時には感情のコントロールが難しい状況に遭遇することもあるでしょう。
利用者の意向に沿った対応をしている場合でも、ご家族にとっては「それはやめてほしい」など意見の違いが生まれてしまうこともあります。
その場合は、介護士だけの判断だけでなく、ケアマネージャーも含めて、今後の対応を検討していく必要があります。
このような大変さを感じることもあるかと思いますが、介護業務は非常に意義のある仕事であり、利用者の生活に貢献することができます。
専門的なサポートを受けつつ、仕事に慣れていくことが重要です。